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Xの広告で出たメタパについて、調べて使ってみた感想

「メタパ」サムネイル
 今回はXの広告で出てきたメタパについえ
 調べて使ってみました、その感想と使い心地等を伝えた後に、自分なりの目線でメタパに関する分析を行うものです。
遊んでみる

結論:人恋しい季節はメタパでも変わらない!

 これが結論になります。
 時間帯的な都合かもしれませんが、私がインしたタイミングで人が居ませんでしたし、人恋しさを埋めたい方にオススメできるとは思いません

 人バーチャルで触れ合いたいなら、VRChatclusterをおすすめします。

 ならば、メタパとは何ぞやという話をここからしていきます。

メタパとは:商業化メタバース

 個人的な感想としては、こうなります。
 メタパは場所であり、そこに企業が出店してユーザーに購買等の促進や、販促活動を行うものだという印象を受けました

 メタバースって収益化しにくいという話題を割と目にしますが、収益性に特化している一方でユーザーがどの程度居るか、分からないのがメタパというのが現状ではないでしょうか?

Google Trend

 話題性を調べるために、Googleトレンドを使用しました。
 その結果がこちら

メタパ Google Trend
Google Trendの結果

 こちら過去12ヶ月のトレンドになります。
 リリースが2021/12/02(凸版印刷、バーチャルショッピングモールアプリ「メタパ™」を開発 | 凸版印刷)ですが、じわじわではなく直近急に伸びている傾向があります。

 この直近急に上昇している理由としては、広告を出した効果による認知ではないかと勝手に分析、私も同様の時期に見て調べたので、同じパターンと推測できます。

メタパ 地域別分析
地域別

 地域別分析と、関連キーワードはこのようになっています。
 提供している会社のTOPPANについての検索がされているのが、割と特徴かもしれません。

 怪しいかどうかという話題になった際に、TOPPANが本体且つ、提供している企業が大手なので、母体については全く問題はありません。

メタパとcluster比較

 一応、clusterとの比較を行いました。同じ国内の会社繋がりですが差は当然あります。

 恐らくではありますが、B to B的にはある程度認知があって、ユーザーとなるCの認知が低いのが問題ではないかと想像でき、であれば今回のプロモーションは成功ではあると思います。

実際に使ってみた

 ここからは実際に使ってみますが、まず自分で試したい方は、リンクから試すことが出来ます。Web版もアプリ版もあるため、スマホでもPCでも遊べます。
metapa.app

 手順をスクショしましたが、長くなるので文字で書きます。
1,アカウント作成(メアドはなくてもできる)
2,情報入力(スキップできる)
3,アバターを作る -完-
 このように、ものすごい手軽に始めることが出来ます。

 メタパは企業ブースで商品を展示して、そこから外部リンクに飛ぶ形になるため、アカウントの情報が必要ないのが特徴です。

-ワールドを選ぶ
ワールド選ぶ画面

 見にくい画像になっていますが、大きい1つのマップの中に、様々なお店があるというイメージになっています。

感想

 ここからは使った感想です。

-操作性:スマホ△ PC☓

 スマホでの操作性は、ZEPETOとか類似サービスと同じで
 ジャンプについてはボタンが無く、ダッシュもないけど、まぁ問題なしレベルですが。

 パソコンでの操作性は、個人的には悪いと思います。
 視界の変更が、カーソル移動連動ではなく、ダッシュ等が無い
 そしてメインの広場は、ブラウザ上での処理の為、もっさりとしている。

 一方で、展示スペースに関しては、もっさり感はない一方で
 他のメタバースのゲームを経験していると、操作性は決して良くないと思います。

-楽しいか:別に楽しくは無い

 正直楽しいかと言われると、別に楽しくは無いですね。
 営利企業の作った、expoに近いと思います。

 あとスマホだと、文字が見ずらいため
 クイズ等をわざわざクリアする人がどれくらいいるかも、あまり分かりません。

 学校でメタバースに関する学習をする際に、利用されそうという感じはあります。決して堅い訳では無いですが、求めている層があまり掴めませんでした。

-購買に繋がるか:繋がらないと思う

 メタバースが何故収益化しにくいかは、ここにある気がします。
 結局興味があっても、買う際には他サイトに飛ぶ、そして仮想空間で商品を見ても、そこまで購買欲をそそられない。

 これならば、通販サイトを見た方が分かりやすいし、探しやすいと思いました。

一方で:すべてが悪い訳ではない

 悪い部分のみを言いましたが、全てが悪いとは全く思いません。

 何故なら、広告の戦略は上手く行っていたからです。
 どのように打っているかは分かりませんが、メタバースに興味がある層への広告表示は出来ていますが、その層のユーザーは割と目が肥えています。

 そして購買するユーザーは、わざわざ使うことは無いと思いますし、ここが難しいポイントではないかと思います。

-方向性:ゲーム性を強くすればもう少し受けるのではないか?

 恐らく形上の何となくのメタバースというのが、今のメタパで仮に今後伸ばしたり購買に繋げたいのであれば、ゲーム性をもう少し出していって、UIを改善すればいいのではないかと思います。

 メインターゲットを若年層に向けて、ゲームと絡めて購買を促したり、イメージ戦略として埋め込むことで、将来的にカスタマーにする方向に切り替えていくと、もう少し発展するのではないかと思います。

現状:ここに出店するよりも

 現状メタパに出店するよりも、既存のサービスに出店したほうが、話題性的にも広告効果としても意味はあると思うのが現状です。

 その上でやはり操作性の悪さやゲーム感の無さ故に、楽しめないと思います。
 これがメタパの問題ではないでしょうか?

まとめ

 人恋しさを埋めるならVRChatの方が良い
 ただ購買に繋げるメタバースの新しい挑戦として、メタパは評価できる

 以上になります。
 普段はVRChatワールド紹介記事を書いていますので、興味があれば、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

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